全国能率大会/昭和24年(1949年)より毎年開催、産業界の発展に寄与しています。

過去の大会プログラム(内容)

過去に行われた「第62回全国能率大会(第II部[技術会議])」の内容を掲載しています。

第62回 全国能率大会(第II部[技術会議])

「新しい成長のマネジメント機軸は何か」

新・成長戦略実現の鍵となる打ち手を探る

開催日時:平成22年11月17日(水) 10:00〜16:30
開催場所:アイビーホール(青学会館) 東京都渋谷区渋谷4-4-25

特別講演

「ヤマト運輸の“満足創造”経営」

ヤマト運輸株式会社 代表取締役社長 木川 眞 氏

宅配便がスタートして35年。業界のリーディングカンパニーとして右肩上がりに成長を続けてきたヤマト運輸。しかし、宅配便市場の成熟により現状の延長だけでは成長できないとの認識を強く抱き、2008年から“満足創造”をキーワードに掲げた中期経営計画を打ち出しました。満足を創造し、提供する相手は「お客様」・「社会」・「社員」。宅配便事業の海外展開や地域密着型サービス・ITをフル活用した新サービス・安全でエコな運転を支援する車載システムの開発、そして何より顧客との接点になる第一線の社員のモチベーションを向上させ、高品質なサービスを追求しています。
2007年にヤマトホールディングス取締役兼ヤマト運輸株式会社代表取締役社長に就任された木川氏に、ヤマト運輸の事業戦略を“満足創造”経営の視点でご講演いただきました。

基調講演

「マネジメント変革の重点」
〜知の経営 “透き通った組織”という新たなフレームワーク〜

T&T PARTNERS会長、ICG国際コンサルタンツグループ会長
株式会社日本総合研究所 フェロー、公認会計士 髙梨 智弘 氏

時代が変わった! パラダイムシフトが起きたことにより知識(知の)社会が到来。新しい「知の経営」が要求され、技術革新・顧客志向の変化・エコ対策など社会のニーズ、世界の変化に合わせた新しい経営戦略の策定やビジネスモデルの創造が求められています。日本経営品質学会理事、NPO法人ITコーディネーター協会理事、NPO法人内部統制評価機構理事長、日本危機管理学会会長、日本ナレッジ・マネジメント学会副理事長等多くの要職に就く高梨氏は、これからは売上向上や利益極大化を追求するのではなく、「人に着目した経営」「透き通った組織」の実現を提唱されており、その新しい知の経営の方向性を示唆いただきました。

企業事例講演

「パタゴニアのコアバリューとは」
〜パタゴニア式正しいプロセスと誠実さ〜

パタゴニア 日本支社 マーケティングディレクター 藤倉 克己 氏

1957年創立で、カリフォルニアに本社を置くアウトドアウェアの製造販売を手掛けるパタゴニア。ミッション・ステートメントには「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える、そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」と記され、環境保護活動に力を入れている企業として知られています。またアウトドアスポーツに深い知識と経験を持つ貴重な人材を多く確保し、「社員が楽しく働ける」企業作りをした創業者イヴォン・シュイナード氏の理念が、同社を世界的なビジネスに育て上げたことでも知られています。マーケティングディレクターの藤倉氏に、パタゴニアのコアバリューは、高品質、誠実であること、環境主義、しきたりに捉われないことという考え方や実践例をご紹介いただきました。

新技術紹介

「“心”を磨き 人を育てる 
リーダーシップ アドベンチャー研修」

〜体験型研修でチーム力強化と自己の成長を目指す〜

リコー・ヒューマン・クリエイツ株式会社
人財開発事業部 研修実践センター 研修実践2グループ
LA研修チーフトレーナー 加藤 明香 氏

1994年(株)リコーの教育機能の独立専門会社として設立し、人財育成・研修センター運営・情報セキュリティ・人材派遣・アウトソーシングと“人”に関するマネジメントソリューションをトータルで行っているリコー・ヒューマン・クリエイツ(株)。2005年3月、新たな人財育成を目指して体験型研修『リーダーシップ アドベンチャー(LA)研修』を開始。自然に囲まれた開放的な空間で「心のアドベンチャーを通して、人と関わり生きるうえでの“気づき”を促すプログラム」が、企業内研修で注目を集めています。これまで延べ約一万人の皆様に感動と気づきを体感する研修を提供しているLA研修講師の加藤氏に、チームが持つ力に焦点をあて、体験を通して強い組織づくり・自立できる個人の育成に取り組んできた事例をご紹介いただきました。